ならまち格子の家見学と佐久良さんで葛もちを食べる
奈良県の「ならまち」を歩いてきたので紹介します。
とても風情がある場所で、良かったです。
格子の家
格子の家は、江戸時代から明治時代の家です。
今と比べるとすごく変わった創りをしていて、古き良き町家建築で、
奥まで続く細長~い家でした。
見学料は無料です。
そんな格子の家ですが、再現した施設となっています。
玄関
玄関を入ると、この赤い飾りが目につきました。
この赤い飾りは、ならまちでよく見かけます。
これは魔よけのお守りのようで、1個1個がサルをイメージしているようです。
悪病や災難を持ってくる虫が、サルの毛づくろいを見て、
自分たちを食べてしまうという様子が見えた為、
虫が退散していったことから、縁起が良く飾るようになったようです。
部屋
格子の家の中は、「みせの間」、「中の間」、「奥の間」、
「中庭」、「二階」、「通り庭」とあります。
玄関から中に入ると、まずは「みせの間」という部屋です。
みせの間には、鹿の屏風がありました。
鹿が象徴の奈良ですからね。
このみせの間は、格子の家の特徴でもある、格子から外を眺めることができます。
格子の向こうが通りで、部屋からは結構外の様子が分かるのですが、
外の通りからは中の様子が見えにくい特徴があります。
また、日差しが入ると日向ぼっこも心地がいいくらいの陽が差し込み、
夏場も涼しい風が入るようになっているようでした。
「なかの間」には、家具などが備えられてありました。
このボンボン時計?なんかは、懐かしくも感じました。
音が聞きたかったですが、タイミングが合わず聞けませんでした。
この裏側には、二階への階段がありました。
階段は、箱型階段と呼ばれていて、収納などができます。
手すりなどは付いていないのでちょっと怖いかも。。。
「中庭」です。
中庭は、とても落ち着きます。
家の中で季節を感じられるのがいいなと思いました。
「奥の間」には、ならまちの特徴だったりが書かれた資料が飾ってあります。
奥の間から格子の方を撮った風景。
広いですよね。細長~いです。
「通り庭」
通り庭は、吹き抜けになっていて、天井が高いです。
高い窓には、紐が結んであり開けることができます。
低い窓にも紐が結んであったりして、
忍者屋敷のようなからくりがあるんじゃないかと思いました。
ここには、かまどもありました。
かまどの御飯は、おいしいですからね。
少しお腹が空きました。
吉野葛 佐久良
奈良の名物である葛もちが食べたくて入ったお店がこちら、吉野葛 佐久良です。
ここには、「ブラタモリ」のロケの写真が飾ってありました。
中は結構広く、部屋は何カ所かありました。
和室の落ち付いた部屋です。
装飾もおしゃれです。
そして、庭も見ているだけで落ち着きます。
そして葛もちが出てきました。飲み物は抹茶です。
葛もちにはきな粉とシロップが付いてきます。
弾力があって、食べやすくおいしい。
シロップは結構甘めですが、抹茶と組み合わせるとすごく合います。
きな粉もシロップもきな粉&シロップもどんな組み合わせでも美味しかったです。
結構なお手前で。
以上 ならまち格子の家の見学と佐久良さんで葛もちを食べるレポートでした。